働くこと、すき?きらい?
数日前に「がんばることは、いいこと? - おうちでお仕事(したい)!」という記事をアップしたのですが、それに引き続きschooで渡邉先生が授業をされている「道徳と生きる力〜働く意欲〜」という授業を受けました。
ここで投げかけられたのが、「働くことは、すき?きらい?」ということでした。
私は働くこと自体は好きでも嫌いでもないです。
ただ、いまの働き方や職場について好きとは思えていなくて、環境にも前向きになれていない状態なので、「好き」と言えるような状態になりたいな、と思っています。
ただ、好きとか嫌いとか、そういうことはとてもあやふやなもので、そこばかりを拠りどころにしていてはいけないとも思います。
でもじゃあなにを基準にしたらいいのか……。そんなもやもやしている気持ちで聞いていると、こんなことを渡邉先生はおっしゃいました。
働くことの価値を整理してみましょう。
働くことによって、人は人とかかわりを持つことができる。人にありがとう、と言われることが力になる、前向きになる。
感謝される仕事をする、ということはプラスになる。
すとん、と。
腹に落ちました。
確かにそうでした。「ありがとう」という言葉がもらえるとき、その言葉がもらえることが仕事の先に見えているとき、私はどんなにしんどくてもがんばれたのでした。
でも、今の職場では自分のしている仕事に対してのお客さんの反応が全く分かりません。「ありがとう」という声を聞く機会もなく、それどころか同じ会社の人と話す機会もほぼありません。
働くことをよいことにしていきましょう。
働くことは、人に喜びを与え、人から喜びをもらえること。
今まで以上のすがすがしい思いをもてる、よりよい人間になることが大切。
そのためには、他のひととのかかわりを大切にすることが重要。
こんなこともおっしゃっていました。
なるほど納得です。
確かにそのとおり。
ひとと関わってこそ、そしてお客さんでも同僚とでも、何かをわかちあってこそ、働くことの喜びはあるんじゃないでしょうか。
それなのに、いまは残念ながらそういうことができる環境になくて、だから、こんなに日々もやもやしているんじゃないかな……。
「ありがとう」をもらえる仕事ができるように、自分自身のできることを増やして、環境を変えていけるように精進していかねばなと改めて思ったのでした。